〈エブリーとKDDI〉 ライブ動画アプリ提供/ECモールとの連携も計画

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 動画メディアの運営などを手掛けるエブリー(本社東京都、吉田大成社長CEO、(電)03—6434—0874)とKDDIは8月9日、ライブ動画で商品を販売するライブコマースアプリの提供を始めた。エブリーが保有する特設スタジオで、約30分の番組として撮影、配信する。KDDIグループが運営するECモール「Wowma!(ワウマ)」との連携も計画している。
 ライブコマースアプリ「CHECK(チェック)」は、商品紹介者とアプリ閲覧者が双方向で情報をやり取りしながら商品を紹介、購入できる。ライブ動画内で行われるアンケートやクイズに回答すると、クーポンやポイントを付与する機能の提供を予定している。
 放映番組の内容は、20〜30代の母親を主なターゲットとしたものが中心。取扱商品はレディースファッション、化粧品、マタニティー、キッズ、雑貨などとなっている。
 「ワウマ」の出店者に「チェック」の利用を呼び掛けるなど、「チェック」の利用者と取扱商品を拡充。今後は24時間、365日のライブ動画配信を実現する。
 KDDIは3月12日、エブリーと資本業務提携を締結した。エブリーが同日付で第三者割当増資により発行した株式を30億円で取得。ライブコマース事業の提供に向けて準備してきた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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