スクロール360/もしもの全株式取得/ソリューションや海外強化

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 スクロールは5月14日、ソリューション事業を手掛ける子会社のスクロール360(本社静岡県、山崎正之社長、(電)053—460—6614)が、ドロップシッピング事業のもしも(本社東京都、實藤裕史社長)の全株式を取得すると発表した。株式取得日は5月25日。取得価額は公表していない。eコマース事業のポートフォリオ拡充や、ソリューション事業・海外事業の強化を図る。
 もしもは個人・法人向けにドロップシッピングサービスやアフィリエイトサービスを手掛けている。さらに、ドロップシッパーやアフィリエイターの育成を目的とした教育・支援事業も行っている。
 もしもの17年11月期の業績は、売上高が前期比10.4%増の22億6400万円、営業利益は同19.1%増の8100万円、経常利益は同20.0%増の7800万円、当期純利益は同6.5%増となる8200万円。
 もしもの代表にはスクロールの堀田守会長が就任する見通し。社長交代については「現時点で未定」(スクロール経営統括部経営企画課)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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