GMOメイクショップ/6年連続で流通総額1位/アパレル店舗の増加が寄与

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流通総額が年々拡大。17年は1480億円に

流通総額が年々拡大。17年は1480億円に

 GMOメイクショップ(本社東京都、向畑憲良社長、(電)03—5728—6227)が提供するネットショップ構築サービス「MakeShop(メイクショップ)」の17年における年間流通総額は、前年比2.7%増の1480億円となり、6年連続でカートASPにおいて1位になった。アパレル企業の導入が加速し、流通総額拡大に拍車を掛けたという。
 「メイクショップ」はウェブ経由でECサイトを構築・運営できる。月額1万円から利用できる手軽さに加え、豊富な機能や充実したサポート体制を用意しており、利用店舗数は2万2000店を超える。
 12年に年間流通総額でカートASP業界において1位になると、13年には流通総額が1000億円を突破した。その後も年間流通総額は伸び続け、17年まで6年連続で1位になっている。
 商品カテゴリーでは「アパレル」の流通総額が拡大している。17年はアパレル企業の導入店舗数が前年比11%増となった。導入店舗のデバイス別の売上比率では、スマホが45.7%にまで伸長し、パソコンの54.3%に迫る勢いだった。
 決済方法はクレジットカードと代金引換、銀行振込で全体の80%超を占めている。新規顧客獲得や転換率向上に効果がある「AmazonPay(アマゾンペイ)」「楽天ペイ」といったID決済を導入する店舗も増えている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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