ゼウス/タブレット端末のレンタルを開始

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 決済サービスを展開するゼウス(本社東京都、三文字正孝社長、(電)03―3498―9030)は2月5日、電話やFAX、申込書などで注文を受け付けてクレジットカード決済を行うECを対象に、クレジットカード情報非保持化を実現する「タブレット端末レンタルサービス」の提供を開始した。
 同サービスは、6月1日に施行される「改正割賦販売法」に対応したもの。電話などの手段で注文を受け付けるEC事業者は、電話や紙媒体で伝えられた顧客のクレジットカード情報を、自社で保有する機器やネットワークを通じて処理する場合、クレジットカード情報の保持にあたるため「PCI DSS」への準拠が必要となる。
 この非保持化対策の一つとして、決済代行事業者などが提供するセキュリティ条件を満たした専用決済端末と専用回線で、クレジットカード情報の入力・送受信を行い、「PCI DSS」に準拠した決済システムで処理を行う方法がある。
 ゼウスは、今回の端末レンタルサービスを通じて、現在の運用を大きく変更することなくクレジットカード情報の非保持化を実現できるようにした。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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