スタートトゥデイ/「送料自由」を停止/一律200円に変更、実質値上げか

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 スタートトゥデイは10月30日、購入者が送料を自由に設定できるサービス「送料自由」を10月31日で停止すると発表した。11月1日からは送料を、購入金額や地域にかかわらず一律200円にする。
 試験的なサービスで把握した顧客のニーズに対応するとともに、EC業界において「送料無料」が当たり前となっている風潮を払しょくするのが狙い。9月までは一定の購入代金を超えるケースで送料を無料にしていたため、一律での徴収は実質値上げとの見方もある。
 「送料自由」サービスを10月1日、試験的に開始した。23日午前0時までの利用状況を見ると、設定された送料の平均金額は96円(税込)、送料0円に設定された注文の割合は43%だった。
 「物流事情がひっ迫する中、お客さまは送料についてどう考えているのか、有料ならいくらまで容認できるのか、実際に送料を設定していただくことで把握しようと『送料自由』を試験的に導入した。これを受けて今後の送料体系を考えた結果、シンプルに一律200円にしようということになった」(前澤友作社長)と話す。
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月2日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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