FRANK&いつも./中国EC支援会社が本格始動/「JDWW」の運営から保税物流まで

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「FRANK&いつも.」のロゴ

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 国内トップクラスのEC支援実績を持つ、いつも.(本社東京都、坂本守社長)は5月、中国向け越境ECモール「JD Woridwide(JDWW)」の運営支援実績トップクラスのFRANK(フランク、本社中国深圳、田中継東社長)と合弁会社「株式会社FRANK&いつも.」を設立した。中国越境ECモールの出店・運営支援を行うだけでなく、8月には京東グループが運営する保税倉庫を活用した物流支援も開始。中国越境EC事業の総合支援を本格化している。
 「JDWW」は中国の直販EC最大手の京東グループが運営する越境ECプラットフォーム。15年6月に日本の商品を扱う「日本館」を開設し、流通総額を急速に伸ばしている。
 新会社FRANK&いつも.は国内企業の「JDWW」への出店・運営支援から物流支援までを行っている。いつも.とフランクのノウハウを活用するからこそ、国内企業の現状を理解し、成功確率の高い戦略立案や運営プランを提案できるのだという。
 フランクは「JDWW」の公式パートナーであり、16年度はJDWWの支援実績でトップとなった。中国の運営チームは人員を増強し、体制を強化している。いつも.は国内8300社以上のECコンサルや制作、運営代行を手掛け、業界トップクラスの実績を誇っている。
 京東グループの保税倉庫をいち早く活用できる点も強みだ。成長著しい「JDWW」への出店だけでなく、運営やフルフィルメントまでサポートできる。中国越境ECを成功に導く体制が整ったという。

中国の運営チームがサポート

中国の運営チームがサポート

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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