JR九州/ドラッグイレブン越境ECモールに出店/訪日観光客に利用を促す

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 九州旅客鉄道(JR九州)の子会社で、九州、沖縄地域でドラッグストアを展開するJR九州ドラッグイレブン(本社福岡県、松下琢磨社長)は11月1日、越境ECモールに出店した。訪日観光客が帰国後に利用することを期待している。
 ベガコーポレーションが運営する越境ECモール「DOKODEMO(ドコデモ)」に出店した。化粧品や健康食品、日用品など店舗で販売する商品を出品した。
 JR九州ドラッグイレブンはインバウンド需要に対応するため、店舗の免税品類を拡充している。訪日観光客から「帰国後も利用したい」という声があったため、越境ECサイトに出店した。
 同社と同様に本社が福岡県にあり、店舗運営のサポートなどで連絡が取りやすいことなどから、ベガの「ドコデモ」へ出店を決めた。
 越境ECからの商品購入だけでなく、これから来日する予定の観光客を店舗に送客する狙いもある。
 「ドコデモ」は決済や物流、カスタマーサポートなど、越境EC事業に必要な機能を提供している。英語、中国語、韓国語、日本語に対応しており、80以上の国・地域で販売実績がある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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