【ヒットの予感】 刃を研がなくても切れ味を維持<「アルティメット」シリーズ> 10年保証付きのドイツ製ナイフ(2025年11月13日号)

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研がなくても鋭さを失わないナイフ「アルティメット」シリーズ

研がなくても鋭さを失わないナイフ「アルティメット」シリーズ

 グループセブ ジャパン(本社東京都、ジュリアン・メジャー社長)は、ドイツのキッチン・テーブルウェアブランド「WMF(ヴェーエムエフ)」から、研がなくても鋭さを失わないナイフ「アルティメット」シリーズを、自社通販サイトなどで展開している。
 「WMF」ブランドのナイフは、ドイツのハイインゲンにある自社工場で製造されているという。職人の手で一本一本が仕上げられているそうだ。
 1853年に創業し、現在は世界約90カ国で展開しているという。
 新商品「アルティメット」は、使い続けても摩耗しないナイフだとしている。「WMF」が有する、(1)最新精密技術「パフォーマンスカット」(2)高性能な「ダイヤモンドライクカーボンコーティング(DLC)」─を融合させることで誕生したとしている。
 WMFの独自技術「パフォーマンスカット」では、製品の全ての刃先の適切な切断角度が、レーザーにより一つ一つ測定され、精密に研磨されるという。
 ダイヤモンドの極めて高い硬度と、グラファイト(黒鉛)の低摩擦性を融合した「DLC」を刃にコーティングしているため、鋭い切れ味を持続できるとしている。DLC素材を採用した滑らかな表面であるため、食材への入りがスムーズで、身離れがよく、快適な使い心地を実現できるという。臭い移りも防ぐことができるそうだ。
 「10年保証」付きだ。刃を研がなくても、変わらない鋭い切れ味を保証するという。
 ナイフを使用する際、指が滑るのを防ぐ「フィンガープロテクション」デザインを採用している。
 同社は10月31日、自社通販サイトや、全国の百貨店、専門店で「アルティメット」シリーズの発売を開始した。
 同シリーズからは、(1)三徳ナイフ(税込5万1700円)(2)シェフナイフ(同5万1700円)(3)ユーティリティナイフ(同4万7300円)─を展開している。原産国はドイツだという。卸供給も可能だ。

(続きは、「日本流通産業新聞」11月13日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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