エルシーエーは、22年に就任した三橋哲社長のリーダーシップのもと、着実に歩みを進めている。現場に根差した活動が実を結んでいるようだ。23年1月にリニューアル発売した主力サプリ「EFバイオ」も好評だという。三橋哲社長に話を聞いた。
─23年はどんな年だったか。
早い1年だった。会員もコロナ禍で一度家に入ると、外に出るのがおっくうになりがちだった。そのため、止まっていたところを再び動かすことに力を注いだ。セミナーにも人を動員できるようになってきており、各地での小規模なセミナーを重点的に実施した。その結果、止まっていたところが動き出し、土台作りができた。私も先頭に立って現場に入った。
─現場に入って感じることは。
新しい商品を導入する予定で動いているが、現場の声を聞くと商品開発にも役立つ。
もう一つ感じたことは、既存会員の息子・娘への継承が進んでいるということだった。既存会員の息子・娘から、当社のサプリを買いたいと問い合わせをいただくことなどもあり、改めて自信を持った一年だった。息子・娘の中には、お仕事としてエルシーエーに取り組んでくれる人もいるし、愛用者の人もいる。
─23年に取り組んだことについて聞きたい。
機器類の「10年点検」の声掛けを、代理店とも協力しながら積極的に行った。機器類については、10年で無料点検を行う取り組みを実施している。機種によっては7年で点検をするものもある。こうした定期無料点検を積極的に行ったことが、コミュニケーションのきっかけとなった。数十万円の機器を購入されたのに、使わずに押し入れに入れているだけという人も、中にはいる。お声がけの結果、久々にセミナーに出てこられて「改めて使ってみよう」と思いを新たにされる人もいる。
当社は、あくまで愛用者がメインだ。ベースに製品の愛用があるため、40年近くにわたってお付き合いをしてもらえるのだと感じている。
─23年1月には、主力サプリ「EFバイオ」をリニューアル発売したが売れ行きは。
(続きは、「日本流通産業新聞」1月18日号で)
【エルシーエー 三橋哲社長】現場に密着しつつビジネスをする人を拡張する(2024年1月18日号)
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。