【ナチュラリープラス 田嶋隆志社長】田嶋隆志代表取締役社長による新体制が始動(2023年10月12日号)

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田嶋隆志氏

田嶋隆志氏

 10月14日に4年ぶりに横浜アリーナで「WORLD CONVENTION NATURALLY PLUS FESTA2023」を開催するナチュラリープラスの23年8月期の売上高は、新規会員登録数が順調に伸びていることから増収となる見込みだ。また、9月1日付で田嶋隆志取締役社長が新たに代表取締役社長に昇格し、グローバルを統括する新体制が始動した。田嶋社長に前期の業績要因と新体制について聞いた。

 ─23年8月期決算の売上高はどのような見込みになるか。
 対前年比1~2%増収の見込みだ。
 ─増収の要因は。
 19年10月の社長就任時に第二創業として、IBO(インディペンデント・ビジネス・オーナー)制度を作った。そこで新たなリーダーたちが約4年かけてビジネスメンバーに成長してきたことに非常に手応えを感じている。
 ─製品別の売り上げ構成比は。
 「スーパー・ルテイン」ブランドが43%、「IZUMIO」「OLEMIO」が31%、「スーパー・ユーグレナ パラミロンARX」が10%だった。ビューティケア製品では、「オラージュ」シリーズに力を入れて、ビューティイベントを開催したところ、女性に浸透し、12%と成長した。
 ─現在の有効会員数と月間の新規会員登録数の推移は。
 有効会員数は約10万人だ。新規会員数は昨年よりも5%増えて、毎月2000人ペースだ。スピリット達成者数は約400人だ。
 ─若年層のボーナス取得者数はどうだったか。
 こちらも増えて、20歳代が104%、30歳代が107%、40歳代が105%となり、とくに40歳代のリーダーが中心となってきている。
 ─IBOのメンバーの活動状況は。
 制度を導入して4年目になるが、まずIBOになることが、ビジネスのファーストステップになるということが根づいた。「My Group 診断グラフ」と呼ぶ5つのバランスシートの数値で突出しているメンバーにIBO会議でゲストスピーチしてもらうことで、全体のボトムアップにつながった。IBO達成者数は8月末で、前年よりも350人増えて950人以上になる見込みだ。
 ─「SHARE PLUS(シェアプラス)」の取り扱い商品は。
 これまでのUNIVAグループのサービスと除菌水ボトルに加え、新たに犬・猫用の塩分ケアサプリメント「しおDAS」を投入した。シェアプラスは、ナチュラリープラスがセレクトした商品をSNSを使って気軽に友人にシェアしてもらうことで、副収入を得ることを目的としている。
 ─NP FAN CLUBとNP FAN’S TVの現在の加入者数は。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月12日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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