【フォーエバーリビングプロダクツジャパン 渡辺一夫カントリーマネージャー】 <新たに副社長に就任> 愛と感謝のフォーエバーのコミュニティー広げたい

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 1983年6月の営業開始以来、今年40周年を迎えるフォーエバーリビングプロダクツジャパン(本社東京都、ジーンH.山形社長)の新たなカントリーマネージャー(副社長)に渡辺一夫営業・マーケティング本部長が就任した。渡辺副社長に、40年間事業を継続できた秘訣や今期の戦略について聞いた。

 ─渡辺氏のプロフィールをうかがいたい。
 当社のジーンH.山形社長は米国在住で、コロナ禍では来日していなかった。カントリーマネージャーのポジションはここ4~5年不在だったが、今回私が就任した。1年前に入社し、営業・マーケティング本部長に就任した。日本アムウェイからの転職だ。
 それ以前にさかのぼると、外資系の消費財企業であるSCジョンソン社の欧州本社に勤務し、SCジョンソン日本にも在籍した。そして日本マクドナルドとジョンソンではサプライチェーン、ナイキ米国本社では、Eコマースやブランドサイト、大規模情報システムの導入、ファイナンスなどを手がけた。米国の公認管理会計士やデータサイエンスの資格を取得している。
 日本アムウェイからの12年間、ネットワークビジネス業界に携わり、営業、デジタルエクスペリエンス、ビジネスオポチュニティー、インセンティブ、サプライチェーンを経験した。
 ─22年5月に入社してから取り組んできたことは。
 まず、FBO(フォーエバービジネスオーナー、会員)のリーダーの方々と全国の拠点の営業社員を知るために日本中を回った。
 二つ目は、会社のカルチャーをもっと深く知ること。山形社長の魅力で、FBOや社員がつながっていることが分かった。山形社長の根づかせた文化を理解し、それを自分で日々の行動として体現することを目標に心がけている。
 三つ目に、FBOが当社のどんなところが好きでビジネスに取り組んでいるかを理解するために、月次調査や年次調査を開始した。従業員にも「従業員満足度調査」を実施している。社員がどのように会社を見ているか、社員がどう思っているかを知ることは大切であり、また、FBOが会社に期待していることを理解するために行っている。

(続きは、「日本流通産業新聞」4月20日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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