【スターリジャパン 大谷悟社長】 若年層を中心としたリーダー育成に注力(2023年3月23日号)

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 免疫ミルク「サステナ」をネットワークビジネス(NB)で販売するスターリジャパン(本社東京都、大谷悟社長)の22年12月期の売上高は、コロナ禍の影響で新規登録会員が思うように増えなかったものの、既存会員によるリピート購入に支えられたことから、前期と比べ横ばいの7億円となった。23年12月期は、若年層を中心としたリーダー育成のため、新たなトレーニングに力を注ぐ。大谷悟社長に23年12月期の事業戦略について聞いた。

 ─22年12月期の業績について聞きたい。
 コロナ禍の影響もあり、21年度、22年度は横ばいで推移した。当期は、どちらかというと守りを固めてきた。22年12月に東京と福岡で対面で表彰式を開催した。セミナーの開催回数は前期と比べ大きな変動はなかったが、新規見込み客の動員に至らなかった。既存会員がセミナーに参加することで、使用継続のモチベーションには一定の成果があった。会員はセミナーに参加しても、見込み客を誘うことができない状態が続いた。以前から実施しているバス旅行を兼ねた見込客向けのセミナーも、コロナ禍で回数を減らして年10回程度実施してきた。
 コロナ後を見据えて22年8月に、ホームページを全面的に刷新して動画を取り入れるなど、会員のリクルート支援につなげたほか、会員向けのページも充実させた。会員用サイトを充実させることで、仮にセミナーに参加できなくても情報を得られるようにした。ウェブから会員登録できるようにしたが、利用率は10%以下とまだまだオンラインの活用という意味では伸びしろがある。
 ─23年12月期の計画については。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月23日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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