【一般社団法人 マナ美腸活協会 松本まなみ代表理事】 個人事業主が自立して活動できる空間を作りたい(2022年9月22日号)

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松本まなみ代表理事

松本まなみ代表理事

 一般社団法人マナ美腸活協会(事務局鹿児島県、松本まなみ代表理事、099―803―9355)は、フリーランスの個人事業主や専門職でスキルアップしたい人を対象にしたスキル向上のための資格講座とビジネスマッチングや地域貢献マルシェなどの事業を展開し、このほど設立から1年を迎える。松本まなみ代表理事に、設立の目的や初年度の取り組み、今後の事業展開について聞いた。

 ─法人設立の経緯について教えてほしい。
 個人事業主の方々が自立して活動できる空間を作りたいという思いで設立した。私自身がシングルマザーで15歳の子どもがいる。子育てをしながら、美容関係の仕事する中で、さまざまな課題を感じていた。
 特に私が住んでいる鹿児島では地域性もあり、女性が個人事業主として働きづらい環境があった。子どもを抱えていても安心して仕事に取り組める環境が必要だと感じてきた。女性が輝いて生きていける環境を作り上げるお手伝いができればと考えた。21年9月に設立し、今年6月から本格的に活動を開始した。
 ─コロナ禍もきっかけになったのか。
 個人事業主にとってコロナ禍は大きな逆風だった。特に店舗を経営する方々の多くが思うように営業ができずに大きなダメージを受けた。
 地方では、オンラインに慣れている人ばかりではない。当協会を通じて、スキルや情報を共有し合いながら、助け合える環境を提供したい。
 ─協会のコンセプトについては。
 名称にもある「マナ」にはハワイ語で愛・奇跡・生命力などの意味がある。この世に生を受け生きている、それだけで奇跡だと考えている。私自身、7年前にハワイに行ったときに価値観が大きく変わった。この感動を多くの人に伝えたいという思いもありハワイの教えを取り入れている。
 事業内容としては、健康美容の指導法や、健康指導者の確立のための資格講座を作り、資格取得後に職を得ることの支援を目的としている。具体的には「ハワイの教え」として健康法「ホ・ オポノポノ」「美肌」「美腸活」を1講座として受講すれば、「美腸活アドバイザー」の資格が取得できる。資格取得だけではない経済的な自立支援までサポートしたいという思いから、再受講制度も用意した。講座はリアルとオンラインで随時開催している。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月22日号で)

マナ美腸活協会の皆さん

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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