【日本エコライフ 佐藤政彦社長】 ベガルタ仙台と協業し、蓄電池普及(2021年10月28日号)

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 太陽光発電・オール電化、蓄電池などを販売する日本エコライフ(本社宮城県、佐藤政彦社長)は、全世帯に太陽光発電システムを設置するためのプロジェクト「ゼロ円太陽光」の提案強化に乗り出している。今年に入り、シェアリングエネルギー(本社東京都)、ハンファQセルズジャパン(本社東京都)と相次いで提携。このほど、スポンサーを務めるJリーグのベガルタ仙台と新たに提携し、共同で構築したホームページから集客する施策を開始した。「太陽光・オール電化、蓄電池の普及そのものがSDGsの取り組みだ」と話す佐藤社長に話を聞いた。

 ─ベガルタ仙台との協業を始めた。
 当社がプラチナスポンサーとして協賛しているJリーグのベガルタ仙台と組んで、「ベガルタ仙台応援プロジェクト」の一環として今回は「ベガルタ仙台蓄電池」と「デザイシブストライクV」の二つの蓄電池の販売を行う。
 具体的には、ベガルタ仙台と共同で宮城県を中心とした太陽光発電・蓄電池購入用専用サイト「デザイシブストライカー」を作った。「デザイシブ」は決定的という意味で、2030年に向けSDGs達成の決定打になるという思いを込めた。
 SDGsの理念を達成するためには、太陽光発電はもとより、エネルギーを有効活用した蓄電池の普及が重要になってくる。当社はプロジェクトを通じて地域貢献したいという思いもあり、一昨年から「ゼロ円太陽光プロジェクト」を始めている。
 ベガルタ仙台を引き続き支援するため、デザイシブストライカーから購入してもらう仕組みで直接的に、ベガルタ仙台を応援できるようにしたテレビCMやラジオCMも始める。ベガルタ仙台にもサイトへの集客に協力をしてもらい、県内の市町村にも働きかけてもらい、サイト経由での問い合わせにつなげたい。
 当社の営業員が訪問する以外に、本社の一部を改装して、お客さまと商談ができるショールームを作る。ショールームでは商品紹介などをユーチューブなどで配信することも視野に入れ、社内の人材採用も強化している。将来的には、商談できるスペースを本社以外にもホームセンターなどに設けることを検討している。
 コロナ禍が落ち着いてきたこともあり専門のコンサルティング会社が支店を積極的に回る。コロナ禍で支店訪問を自粛して、オンラインなどで対応してきた。今後は、支店で独自の特色出してもらうために社員への教育・研修体制をさらに強化していく。
 ─「ゼロ円太陽光プロジェクト」の進捗はどうか。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月28日号で)

ベガルタ仙台と共同で「デザイシブストライカー」を制作

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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