【オービービー 小川浩社長】 〈製本・印字・封入、発送業務手掛けて100年〉印刷・封入コスト削減で通販へ貢献(2021年6月10日号)

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 通販カタログの製本、印字、封入、発送業務を手掛けるオービービー(本社京都府)は創業1921年(大正10年)の歴史を持ち、今年は創業100年の節目となった。大手通販のカタログの製本業務を主力に、長年にわたってカタログ通販業界を支援してきた。今年7月で社長就任から20年を迎えた3代目の小川浩社長に、創業100年の思いと、今後の通販業界に対する見通しについて聞いた。

 ─創業100周年までの歴史について教えてほしい。
 大正時代に「小川製本所」として創業し、1951年に「株式会社小川製本所」として法人化した。1959年に、「大日本製本紙工株式会社」に社名を変更し、長く大日本印刷から依頼される仕事を手掛けてきた。その後、私が三代目社長に就任後の平成14年に、「株式会社オービービー」に社名変更して現在に至る。
 創業当時は、企業というよりは職人さんが手作業で製本業務を行っていたと聞く。宮内庁の仕事も担ってきた時代もあり、国立国会図書館の書籍の修復作業も行っていた。
 ─長く事業を継続できた理由は。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月10日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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