【〈訪販〉トップインタビュー】 サンクスアイ 藤原誠社長/「サンクスアイ活動」への共感の輪を広げていきたい

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サンクスアイ(本社熊本県)の20年12月期のグローバル売上高は前期比12%減の70億円(本紙推定)となる見通しだ。今年5月には本社を構える熊本で「2021サンクスアイ インセンティブ IN KUMAMOTO」の開催を予定し、併せてインセンティブキャンペーンも始めた。藤原社長はシンガポールに居住し、オンラインセミナーなどで会員のリクルートの後方支援を続けている。20年12月期の業績についてと次期(21年12月期)の事業計画について聞いた。(20年12月14日にオンラインで取材)

 ─20年12月期の業績見通しについて聞きたい。
 20年は大変厳しいと年となりグローバルでの売上高は前期比12%減となる見通しだ。現在グローバルで製品が流通している国は53カ国に上る。
 日本国内は、それほどダメージはなく、微減となる見通しだ。新規会員の登録数は毎月1000人ほどだ。プロテオグリカン配合のフィルム状サプリメント「プロフィル」と、ドリンク「パーフェクト ミネラル アイ(液体タイプ)」が全体の売り上げの6割を占めている。
 台湾はグローバルで最も影響を受けていない地域だが、それでも業績は横ばいとなる見通しだ。
 マレーシアはロックダウンの影響で、オンラインでつながることができない地域で活動が制限されてしまい、大きく減収する見通しだ。実際に対面で会ってクロージングする環境と比べると会員登録までのハードルが上がっている。ただ、近いうちに最高タイトルの「ダイヤモンド」を獲得する会員が出てきそうで、明るい兆しもある。
 タイはコロナ禍に加え、政変による影響もあり、厳しい状況が続いている。サプリメントがどうこうというわけではなく、東南アジアでは外的な要因が業績を直撃している。
 ─オンラインについての取り組みについては。
 オンラインによる取り組みが成果を上げているかどうかよりも、仕事の幅が広がっているような印象だ。やろうとしていることがオンラインでもできるということが分かった。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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