【ARIIX Japan(アリックス・ジャパン) 宮城邦夫GM】 「クレームゼロ運動」立ち上げ、新しいアリックス目指す

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 ARIIX Japan(アリックス・ジャパン、本社東京都、宮城邦夫GM)は20年11月20日、消費者庁から特定商取引法に基づき、9カ月間の一部業務停止を命じられた。さらに業務改善を指示されたほか、職務執行者である宮城GMは9カ月間の業務禁止命令を受けた。宮城GMに、行政処分を命じられた経緯や新規会員の獲得活動が禁止される間の取り組み、コンプライアンスに対する考えについて話を聞いた。
  (インタビュー実施日:20年12月10日)

 ─消費者庁からの行政処分をどのように受け止めているのか。
 まずは、アリックスに関わる全ての皆さまと、社会に大きな迷惑をかけてしまったことを真摯に受け止め、お詫びを申し上げたい。
 消費者庁から立ち入り検査を受けたのは20年1月21日。私がGMに就任する前だが、17年にも消費者庁から相談件数を減らすよう指導を受けていた。
 近畿圏や東京都からも行政指導も受けており、問題が起きるたびにその都度コンプライアンス基準を高めて対応してきた。
 ─会員にはどのように説明をしているのか。
 処分が下ることを受けて20年11月19日から12月10日まで、会員にZoomや対面での説明会を15回ほど実施してきた。説明会では行政処分を受けた経緯や、今後、こうした事態を防ぐために何をしなければならないのかを説明している。特に、ビジネスメンバーは、9カ月間、リクルートができなくなるため、正しい情報をきちんとお伝えしている。11月19日・20日・12月10日は本社主催のウェビナーという形で行っている。また、個別にリーダーなどから要望があれば対応するようにしている。
 ─会員からどのような質問があるのか。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月1日新年特大号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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