【通販化粧品トップインタビュー】 アテニア 斎藤智子代表取締役社長/店舗と海外好調で2桁増収達成

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 アテニアの20年3月期売上高は、前期比10.1%増だった。売上高の75%を占める通販も増収だった、特に店舗と海外が2桁増収に寄与したという。昨年3月1日付で取締役から昇格した斎藤智子社長に、前期の業績と今期の計画などを聞いた。

■売上計画は12%増

 ─アテニアの前期売上高は。
 126億7400万円で前期比10.1%増だった。商品では化粧品が伸びた。特に良かったのは店舗と海外だ。店舗は7店舗増えて現在は24店舗となっている。海外が伸びたのは越境ECで旗艦店を出店したことによるものだ。
 ─越境ECを始めた理由は。
 中国越境ECモールにおけるテストマーケティングが好調なことから、需要があると判断したためだ。日本のコスメ美容サイトでアワードを受賞すると中国でも評判になったりする。インバウンド需要が高まったのをきっかけに、チャンスだと判断し、新たに自社旗艦店を立ち上げ、主力スキンケアラインなど取り扱い品目を拡大した。越境ECで売れている商品はクレンジングオイルで、売り上げの7~8割を占めている。
 ─今期の売り上げ計画は。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月25日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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