【モデーアジャパン 大井盛夫社長】 〈3月の業績は好調に推移〉数量限定「備蓄セット」は6時間で完売

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 モデーアジャパン(本社東京都、大井盛夫社長)の業績が好調に推移している。コロナ禍で新規会員の獲得が困難になっている主宰企業が少なくない中、3月は新型コロナウイルス感染拡大前の2月よりも新規登録者が増えているという。現況について大井社長に聞いた。        (取材日4月10日)

■コロナ禍の中、業績好調

 ─新型コロナウイルスの感染拡大により、各種セミナーやフィールドとの対面でのコミュニケーションが困難になったことはもちろん、会員のビジネス活動も大きく制限を受けるようになった。御社の3月の業績にも影響はあったか。
 当社の場合、3月の業績は好調だった。売り上げと新規カスタマーや新規ソーシャルマーケター獲得数は2月を上回った。前年同月比でも大きく変わらずに順調に推移している。4月8日には、ミールリプレイスメントと(2点)、ミネラルソリューションズ(1本)の「備蓄セット」(2000セット)を15%割引で72時間限定で発売したところ、6時間で完売した。外食できないために栄養補給したいという人が多く、予想をはるかに上回るスピードで売り切れてしまった。
 第2弾として、サプリメント「エキナセア」と石鹸「ボディバー」、多目的クリーナー「オールパーパスクリーナー」のセットを4月中旬に限定販売する予定だ。
 ─コロナ禍にもかかわらず、新規登録者が増えた要因についてどのように分析するか。
 モデーアになってデジタル化が進んでいたことが大きい。伸びているグループは、Zoom(ズーム)などを使ったオンラインセミナーを2年前くらいから試行錯誤しながらやってきていた。そのため、こうした状況になってもオンライン事業説明会などを積極的に行っている。
 これにならって、リアルで200~300人のセミナーを開催してきたグループもデジタル化して、当社のスタジオを一日貸切って全国に配信していた。配信しているのは30~50代の人たちが主流で、見ているのは高い年齢層の方も多い。
 ─米国本社をはじめとする諸外国の状況はどうか。

(続きは、「日本流通産業新聞」5月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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