【ナチュラリープラス 名越隆昭社長】新報酬プランを導入、ボーナス増に

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 ナチュラリープラス(本社東京都、名越隆昭社長)は8月1日、新報酬プランを導入した。「UNIVAソーシャルプロジェクト」で展開してきた事業軸(サービス)のポイントをバイナリーシステムに統一している。よりシンプルな報酬プランにしてスピリットを達成しやすくする狙いがある。名越社長に新報酬プラン導入の背景や、今期の事業計画について聞いた。

■ポイント統合し報酬計算
──18年8月期業績の売上高は。
 現状維持だ。伸びている製品もあれば、少し減少傾向の製品もあるため、全体の売上高はほぼ変わらずに、横ばいだった。前期・前々期と比較して、底堅く推移している。
 製品別では、「スーパー・ルテイン」ブランドと水素水「IZUMIO」が売り上げ上位を占めている。17年秋にバージョンアップした美容関連の「リフタント」「ルーテ」の出荷数は、比較的順調に推移している。

──新規会員の獲得状況は。
 平均すると月1500〜2000人。有効会員数は約10万人だ。ここ最近は原点回帰を推進し、メイン製品である「スーパー・ルテイン」と「IZUMIO」に力を入れ、各種サイエンスセミナーを精力的に開催している。

──8月1日に報酬プランを改定して、運用を開始した。どのように改定したのか。
 これまで、UNIVAソーシャルプロジェクト(USP)の事業軸として、「UNIVAでんき」「ユニマルシェ」「ユニヴァ共済」「ユニヴァ・モバイル」をユニレベルの報酬プランで運用してきた。
 しかし、ナチュラリープラスにおいて、スピリットボーナスを達成する場合に、ボーナス計算の対象外となっていた。
 そこで今回、報酬プランをシンプルにして、スピリットを達成しやすくするために、ナチュラリープラスのバイナリーシステムに、USPのポイントをすべて統一して計上することにした。単純に一つの報酬プランに統合したと言える。
 例えば、「ユニマルシェ」では、製品を1万円購入した場合、2000ポイントを獲得できる。このように、「UNIVAでんき」「ユニヴァ共済」「ユニヴァ・モバイル」をすべてポイントに加算していく。会員の皆さんは、プラスアルファのボーナスにつながっていくだろう。


■「スーパールテイン」をバージョンアップ
──今期(19年8月期)の製品戦略は。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月04日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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