【エックスワン 齊藤勝久 代表取締役社長】NB流のオムニチャネルを推進

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齋藤勝久 社長

 エックスワン(本社東京都、齊藤勝久社長)が販売する高級化粧品「エックスリュークス」が、訪日中国人から人気を集めている。インバウンドを追い風に、2016年1月期の売上高は前年比47.5%増の25億700万円を達成した。今年5月に新商品を投入し、サロンを利用した美容スクールなど、新施策を矢継ぎ早に打ち出している。齊藤勝久社長に、好調の要因や今後の展望を聞いた。



■ラオックスでの販売が貢献

ーー16年1月期の売上高が前年比47.5%増と大きく伸長した。要因をどう捉えているか。

 「日本で最大規模の免税店のラオックスで販売している化粧品が大きく貢献した。ラオックス全店で売り場を確保している。当社はラオックス本社と同じビルに入居しており、ラオックスの羅怡文(ラ・イブン)社長とも交流があったため、ラオックスでの取り扱いにつながった。高額な化粧品なので、棚に置いているだけでは手に取ってもらいにくい。しっかりと説明する必要があるため、販売員を当社から派遣している。日本全体でインバウンドのニーズが高まっているので、近年は日本語の能力が高い中国人スタッフを確保するのが難しくなってきた」


ーー商品が訪日中国人から人気を集めている理由は。

 「当社のラインアップでは比較的新しい商品が人気だ。中国で流通されていない、高品質な商品を買い求める傾向にある。特に人気の高いエイジング美容液『XLUXES(エックスリュークス)』は、中国では珍しい『ヒト幹細胞培養液』を原料としている。高品質と目新しさで、ニーズを捉えた。観光客は、お土産を下調べしてから買い物をしている。中国のネットで口コミが拡散され、人気に火が付いた」


ーー既存会員は、店頭販売についてどう考えているのか。

 「会員には割引価格を設定するなど、プライオリティが高い状況を設けている。店頭販売では訪日観光客をターゲットに定価販売しており、理解してもらっている」


(続きは、「日本流通産業新聞」6月30日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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