【ペレ・グレイス 佐藤知己 社長】今年を次の10年のスタートに

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佐藤知己 社長

 ペレ・グレイス(本社東京都)は今年5月で創業10周年を迎えた。16年3月期の売上高は、前期比0.8%増の36億3000万円となり、9期連続で増収を達成するなど業績が安定している。今期はネット通販を本格化するためヘアケア製品を初めて投入。NB以外の接点の販売チャネルで、新たな市場の開拓を目指し、さらなる躍進をめざす。「今年を次の10年のスタートにしたい」という佐藤知己社長に業績好調の要因を聞いた。



■9期連続で増収に

ーー2016年3月期の業績について聞きたい。

 「売上高は前期比0.8%増の36億3000万円を達成し、9期連続増収となった。毎月の新規登録会員は約1500人で、アクティブ総会員は4万3000人に拡大した。原点回帰を掲げ、会員と企業理念を改めて共有し、今年の10周年に向けた基盤づくりに取り組んできた。毎週会員向けに配信しているメルマガや社長セミナーをはじめ、さまざまな機会でメッセージを伝えることができた。取扱商品は増やしたが、買い込みで顧客単価を上げるということはしたくなかった。会員にメッセージが正確に伝わって、安定した売り上げを確保することができたのは良かった」


ーー業績好調の要因は。

 「最大の要因は、ハワイ研修旅行のキャンペーンだ。当社にとってハワイという場所は『原点』。昨年は、設立10周年を記念し、例年より条件を緩和して行ったことで現場が活性化した。また、台湾旅行に招待するキャンペーンを16年1~3月に行い、業績を引き上げることができた」


ーー製品愛用者から紹介をもらう取り組みを進めた。

 「当社はリピート率が9割を超えており、多くの愛用者に支えられている。ビジネスには無関心だが、製品は大好きな会員から紹介をもらうようにした。また、女性誌や一般紙への記事掲載などにより、露出が増え、当社に対する信頼と安心感につながった。実際、過去にNBを経験していない人が登録するなど成果が出始めている。製品をリピートしてくれる愛用者がいてくれるからこそ、ビジネスとして安定した収入を得られる。今後も愛用者を大切にする姿勢は変わらない」


ーー昨年発足した「ダイヤモンドクラブ」の成果は。

 「リーダーの意識を高めることを目的にして始めた。定期的なミーティングを通じてリーダーの自立してもらえるような内容を盛り込んでいる。社長セミナーもその地域のリーダーが率先して準備をしている。組織に一体感が出てきており、社長講演会に参加する会員も増えている」


(続きは、「日本流通産業新聞」6月30日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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