【ユーグレナ 福本拓元取締役マーケティング部長】売上の8割を自社製品に

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 ミドリムシ(和名ミドリムシ)原料の健康食品を製造・販売するユーグレナの15年9月期売上高は、前期比94・5%増の59億2400万円となった。売り上げ倍増の背景には、独自の広告戦略によってミドリムシの認知が拡大したことがある。認知拡大を受けて「自社製品の販売に注力していく」と語る福本拓元取締役マーケティング部長に、広告戦略について聞いた。

 -15年9月期の売上高は前期比94・5%増の59億2400万円だった。好調の要因は。
 「ミドリムシの認知度向上に成功したことと、時代のニーズに合致したことが売り上げの倍増につながった。食生活に満足していない人や、環境への配慮を気にする人がミドリムシ製品を選んでいる。当社のアンケートによれば、ミドリムシ食品の認知度はおよそ半数に達している」
 「主力商品である『ユーグレナ・ファームの緑汁』の購入者は、いわゆる青汁と比べて、10歳ほど若い層が多いと考えている。男女比で見ても男性が4割と、比較的多い。当社のブランドイメージに魅力を感じてくれているのだろう」

(続きは日本流通産業新聞3月31日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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