【Dstyleホールディングス 徳田充孝会長兼社長】 <ダイアナを中軸に多様な展開> /「オールドビジネス」をAIとITでつなぎ(2026年1月1日新年特大号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ダイアナ(本社東京都、徳田充孝社長)を中軸に、多様な展開を行うDstyle(ディースタイル)ホールディングス(以下DHD、徳田充孝会長兼社長)グループはこのほど、25年9月期のグループ総売上高が、前期比3.9%増の158億円だったことを明らかにした。ダイアナの売上高は144億円だったという。DHDの子会社のほとんどが増収と黒字を達成したという。徳田社長は「グループ各社が展開しているのは、いわゆる『オールドビジネス』だが、なくてはならないビジネス」「AIとITで各社をつなぐことにより、収益を安定化させている」と話す。徳田社長にダイアナをはじめとしたグループの現状について聞いた。

 ─グループの最新の動向について聞きたい。
 25年5月には、美容室「ungu(アングゥ)」7店舗などを運営するモンフェイムをM&Aした。社名を「株式会社ディアングゥ」に改め、DHDグループの美容室「カリテス」4店舗も統合した。
 26年1月には、DHDで運営していた物流事業を切り出し、「株式会社Dロジリンクス」として子会社化する。他社の物流の仕事も受けていく。当社では、間接部門でも利益を生み出す施策を推進している。軌道に乗ってくれば、子会社として切り出す形でグループを拡大していっている。
 ─直近の業績は。
 25年9月期のDHDグループの全体の売上高は158億円だった。ダイアナ単体の売り上げは144億円。DHDの子会社は9社(25年12月20日時点)あるが、ほぼ全てで成長と黒字化を達成できた。ダイアナの直営店運営を行うDリテールクリエイションズのみ赤字だったが、今期は黒字化する見通しだ。
 全子会社にそれぞれ代表取締役COOを置いていて、全社の代表取締役CEOを私が務めている。各COOが責任をもって取り組んでくれた結果、成長と黒字化が実現できたと考えている。
 ─ダイアナについても聞きたい。
 ダイアナは26年7月で40周年を迎える。現在のサロン数は約600店舗。成熟期を迎える中、わずかでも伸ばしていければと考えている。ダイアナではサロン向けのコンサルをAIが行う「AI秘書」を導入している。6~7割のサロンは、毎朝5分程度のAI動画を見てから、業務を行ってくれている。アップデートを進めており、現在はモデル店舗の事例を基にしたアドバイスも行っている。リピート商材の継続率の改善など成果にもつながっている。
 AI活用を含めDXはさらに強化したい。DXを推進し、グループ経営を一元化する方向で動いている。25年4月にはCRMプラットフォーム「セールスフォース」も導入した。
 ─グループ各社で名簿は共有しているのか。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月1日新年特大号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ