乳酸菌加工食品「マナヴィー」を主力商材にするアージュセルビス(本社大阪府)は15年9月で創業13年目に入った。これを記念して10月11日、京都で創業12周年記念表彰式を開催、会員ら100人が参加する予定だ。「腸内フローラ」への関心の高まりを受けて、乳酸菌配合のサプリメント「マナヴィー」の販売が好調だ。会員に「サプリメント管理士」などの資格取得を促すなどリクルート支援を積極的に展開する本田正治社長に13年目に向けた考えについて聞いた。
─15年9月1日で13年目に入った。
NB業界で12年というのは長いということを実感している。同時期に事業を始めた企業のほとんどはなくなっている。
ここ数年は、40~50代の会員やNB未経験者が新たに登録するなどの動きが目立っている。特に、未経験者が組織を盛り上げてくれている。「これを食べてこんなに良かった」と素直に商品を広めてくれている。
─15年8月期の業績について。
14年8月期は増収だったものの、例年に比べれば厳しかった。15年8月期については、業績が上向いた。新規登録した会員がリクルート活動を積極的に行っていることもあり、創業から12期連続増収を達成することができた。
微増ではあるが、着実に成長していることを考えると改めて、商品力に自信を深めている。特に、マスメディアで注目を集めている「腸内フローラ」は関心が高まっていると感じている。健康意識が高い消費者が、ウェブサイトや知り合いの紹介で当社の商品を知り、登録するケースが増えている。
─「マナヴィー」の販売が好調だ。製品の特徴は。
腸内フローラ由来の「EC―12乳酸菌」、メロン抽出物「メロングリソディン」を組み合わせた。原料の配合量に自信を持っている。
(続きは「日本流通産業新聞」10月8日号で)
【アージュセルビス 本田正治 社長】〈創業12周年記念表彰式を開催〉/高齢化社会を長寿社会に
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