【ジュネスグローバル 宮城邦夫GM】〈モナヴィーと統合、業績好調〉/日本のジュネスとして盤石の体制整備へ

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城邦夫社長

化粧品の販売を手掛ける外資系ネットワークビジネス(NB)企業のジュネスグローバル(本社東京都、宮城邦夫GM)が急成長している。業績の推移や今後の展望について宮城GMに話を聞いた。

 ─日本のGMに就任して半年超が経過したが。
 就任後の事業の経過は順調だ。当社のスローガンでもある「ワンチーム、ワンファミリー、ワンジュネス」を体現したいと思っている。私なりのジュネスをつくるのではなく、創業者の思いが詰まった会社を日本法人で実現していくのがポイントだ。創業者の思い描くビジョンをどう明確にして、ディストリビューターに伝えていくかが重要になってくる。そのためには、現場との密なコミュニケーションが必要不可欠だ。
 ─7月にはモナヴィーと統合した。
 旧モナヴィーのメンバーの移行作業については、正直に話すとまだ完全には終わっていない。ただ過去の日本のNBの歴史を見ても、NBの統合にかかる作業が数カ月で完結することはない。長い時間をみなくてはいけないと感じている。移行作業の完了にはまだ時間を要しそうだ。
 ─売り上げの推移はどうか。
 大変申し訳ないが、売上高や会員数の実数については非公表としている。ただ、15年の1~8月度の8カ月間の売上高を合算した額は、前年の同期間と比較して約60%増となっており、大きな成長を遂げている。成長の要因については、モナヴィーとの統合による会員増が一番大きい。ただ、統合前の時点でも当社のビジネスは順調に拡大していた。そこにモナヴィーのメンバーをはじめとする強力なトップリーダーが続々と参入し、ビジネスの現場の活気がさらに増している。
 当社が4月にグランドオープンを果たしたことも、成長の大きな要因となった。会社の体制が徐々に整っていったことが、ディストリビューターにとって、ビジネスを行う上での安心感の増幅につながり、会社への信頼感が高まったのではないか。安心感・信頼感という意味では、長らく不在だった日本法人の社長職に、私が1月末に就任したことも大きかったのではないかとみている。
 急成長を実感する一方で、大きく伸びることに対する恐怖感も持っている。やはり成長の最大の要因はモナヴィーとの統合。果たしてそれが本当に会社としての成長なのか、と疑問に思う瞬間もある。「今は普通の状態とは違う」と感じており、気を引き締めて戦略を立てていかなければならないという気持ちを持っている。
 また成長が急加速しすぎたために、電話対応などカスタマーサービスが追い付いていないという現実もある。コールセンター業務担当者の増員やシフトの見直しを行ったため、応答率は改善してきているものの、まだ万全とは言えない状況だ。一本でも多くの電話に対応できる体制を整えることが急務だと考えている。

(続きは「日本流通産業新聞」10月1日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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