テレビ通販大手のQVCジャパン(本社千葉県、伊藤淳史CEO)は現在、ストリーミング戦略、CX(顧客体験)ストラテジーの強化など、新たな試みを開始し、さらなる成長につなげている。テレビだけではなく、ECサイトやアプリなどを通じて、顧客と触れ合うことを重要視しているという。ストリーミング戦略をはじめ、番組放送や販売戦略などの責任者である高倉裕助統括本部長に詳細を聞いた。
─高倉統括本部長は現在、QVCジャパンにおいて、どんな部門を管掌しているのか。
主に(1)放送運用(2)販売戦略(3)放送開始にあたる考査(4)コンテンツ(サイトや制作物を作成)(5)ストリーミング戦略(6)CXストラテジー─の合計六つの部門の責任者として、各部門の状況把握と課題解決を図っている。
─ストリーミング戦略とは何か。
当社では現在、テレビ以外の情報発信を重視している。テレビ通販の強みは”ライブ感”だと思っており、この番組を1人でも多くの人に知ってもらう機会の創出を目指している。
例えばだが、当社は「QVCテレビアプリ」を用意しており、そのアプリでは、見逃した番組をチェックできたり、購入者の商品のレビューが分かったり、QVCのオリジナルビデオを見ることができる。
(続きは、「日本流通産業新聞 1月9日号で)
【QVCジャパン 高倉裕助統括本部長】 <新たな試みに迫る> /ECやアプリで顧客と触れ合う(2025年1月9日号)
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