アイビー化粧品/頭皮ケアで特許取得/活性酸素消去作用の発明で(2021年11月18日号)

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 化粧品訪販のアイビー化粧品は11月4日、頭皮外用剤の発明について、特許査定を受領したと発表した。今後、特許権の登録と、発明を生かした製品の開発を進めるとしている。
 アイビー化粧品が取得した特許の名称は、「頭皮外用剤と、活性酸素消去作用とカルボニルタンパク生成抑制作用を制御する方法」。テンニンカ果実の溶媒可溶成分と、ビワ葉の溶媒可溶成分を含有する頭皮外用剤について、二つの成分が外毛根鞘細胞におけるカルボニルタンパクの生成を抑制するとしている。
 アイビー化粧品によると、カルボニルタンパクの産生が、薄毛の発生に関与している可能性を見出し、カルボニルタンパクの産生を抑制する植物素材をスクリーニングした結果、テンニンカ果実とビワ葉の成分にその効果を発見したとしている。
 アイビー化粧品では、「頭皮外用剤の市場は大きい。今回、特許を取得したことは、大変有益なことだと考えている」(経営管理部)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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