ツカモトコーポレーション 21年4―9月期/和装事業は22%減収/健康・生活事業で通販を開始(2021年11月4日号)

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 ツカモトコーポレーションの21年4―9月期(中間期)におけるツカモト市田の和装事業は、展示会販売の開催数が増加に転じて回復基調にあるものの、会計基準の変更があり、売上高は前年同期比22.8%減の5億6900万円だった。営業損失は、事務所移転に伴う事務所経費が軽減したため、1億2700万円(前年同期は2億1500万円の営業損失)に縮小した。
 健康・生活事業は、家電量販店やGMSの店頭が復調傾向になったものの、衛生関連需要が落ち着いたことから、売上高は同3.7%減の17億700万円、営業利益は同13.4%減の1300万円だった。
 10月29日に開催した決算説明会で、3カ年の中期経営計画(20年3月期―22年3月期)の進捗を報告。和装事業において、抗ウイルス・制菌加工業務の代理店業務を新規事業として始めたほか、展示会に出展することで販路の開拓を進めた。また、健康・生活事業において新たに機能性表示食品の通販事業を今年8月に開始したことを報告した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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