ファンケルスマイル/菓子を製造・販売/障害者の雇用拡大を目指す(2021年11月4日号)

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 ファンケルグループの特例子会社であるファンケルスマイル(本社神奈川県、簑島修社長)は11月1日、菓子を製造・販売する拠点を横浜市内に開設した。菓子の生地にはファンケルの発芽米を使用する。菓子の製造・販売事業を通じて、障害者の雇用拡大を目指す。
 菓子の製造・販売拠点となる「スマイルスイーツファクトリー」を開設した。第1弾としてクッキーとビスケットの2種類を商品化。「スマイルスイーツファクトリー」で一般向けに販売するほか、ファンケルグループの各拠点で従業員向けに販売する。
 簑島社長は「同じ障害がある方や近隣の高齢者との交流を深める拠点としても機能させ、企業を超えた幅広いダイバーシティの推進に取り組んでいきたい」とコメントしている。
 ファンケルスマイルは99年2月に設立した特例子会社。現在95人が在籍している。今年6月1日時点のファンケルグループの障害者雇用率は3.9%。31年3月期までに障害者雇用率5%の目標を掲げている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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