長野大同青果/長野の生産者を支援/農産物の直販サイトを開設(2021年10月28日号)

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長野県の農産物が購入できるECサイト

長野県の農産物が購入できるECサイト

 青果仲卸業を手掛ける長野大同青果(本社長野県、込山裕章社長)は10月12日、運営する農産物の直販サイトへの出店者募集を開始した。コロナ禍で出荷先を失った県内の生産者を支援するのが目的だ。長野県の農産物を全国に届けることで、生産者の販路拡大を支援していく。
 サイト名は「農家直売どっとこむ」。生産者が負担するのは出品する商品の写真・掲載文・商品が売れた際の梱包作業。集客や商品の受注処理は長野大同青果が行う。
 出店手数料・販売手数料・掲載料は無料にした。「商品の用意と梱包は生産者が行うため、弊社は倉庫を持たず、廃棄リスクもない。余計なコストがかからないため、生産者が負担する費用を限りなく抑えることができた」(長野大同青果・久保田雄作氏)と説明する。
 今後はSNSでの情報発信や、企業とのコラボ商品の開発などを検討しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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