ヨロズ物流 〈タイヤのコストを3割減〉/中国1位企業と提携し、物流費削減へ(2021年10月14日号)

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「物流用タイヤの輸入販売事業」を開始

「物流用タイヤの輸入販売事業」を開始

 ヨロズ物流(本社大阪府、新谷剛社長、(電)0721―24―8927)は21年2月、「物流用タイヤの輸入販売事業」を開始した。トラック1台のタイヤ代が年間で10万円削減できるという。年間30~40%の削減が見込まれるとしている。
 同社では2月、中国最大手の「CHAOYANG(チャオヤン)」の日本における販売代理店となり、タイヤの販売事業を開始した。
 屋根なし荷台のトラックを多数保有する同社では、自社のトラックにも同タイヤを取り付けている。大きなコスト削減につながることが分かったことから、他社への販売を行うことにしたという。
 同社では、中国向け越境ECを支援する事業なども展開している。その関係で、中国企業との関わりも深く、今回の事業の立ち上げに至ったという。
 「業界全体として、ランニングコストの削減は必要不可欠。『タイヤ代』の削減という側面からも、物流を支援していきたい」(同)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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