ヤフー/ヤマトが梱包作業代行/非対面配送の実証実験開始(2021年10月7日号)

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 ヤフー(本社東京都、川邊健太郎社長)は10月1日、ネットオークションサイト「ヤフオク!」およびフリマアプリ「PayPay(ペイペイ)フリマ」において、非対面配送・梱包代行の実証実験を開始したと発表した。宅配ロッカーを介して商品を受け取り、梱包作業をヤマト運輸が代行する。匿名かつ非対面の配送手段を拡充し、ユーザーの需要を探る。
 都内一部のオープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」と、ヤマト運輸の配送拠点を活用した実証実験を開始する。対象は両社が協業して提供する、匿名配送サービス「ヤフネコ!パック」の利用商品。実施期間は11月1日まで。
 実証実験期間中の梱包代行利用料金は、「PUDOステーション」に持ち込む場合は無料。配送拠点に持ち込む場合は資材込みで一律500円(税込)となる。別途「ヤフネコ!パック」の配送料が発生する。
 実証実験により、梱包代行や非対面発送のニーズを検証し、今後サービス化について検討していくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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