【社内報の有効活用】 三和ペイント/社内報を有効活用/社内のナレッジ共有ツールに(2021年9月30日号)

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21年9月に発行した社内報の表紙

21年9月に発行した社内報の表紙

 外壁塗装をテレアポ訪販する三和ペイント(本社大阪府、木原史貴社長)は、毎月20日に発行している社内報を社内のナレッジ共有ツールとして活用している。
 会社理念の浸透に留まらず、営業の実績や現場で働く社員を紹介して、モチベーション向上などの副次効果も期待しているという。「実感として、社内報のコンテンツを公式ホームページのSEO向上を目的に二次利用している。その結果、サイトの検索数は上がっている」(本社・小原聖貴氏)ということで、社内報の活用成果が少しずつ表れているという。
 社内報は、数年前から制作している。コンセプトは「三和人財の頭とこころを伝播させる、育む」としている。主には、社内ナレッジの共有が目的。社長の思いや経営方針、取引先との関係性、トップセールスとなった社員のスキルやノウハウ、マインドはどのようなものかなどを紹介している。
 社外パートナーを紹介している「with」のコーナーは、経営課題に対する施策として位置付けている。会社が外部からどのような印象を持たれているか、直接確認できる内容でもあるため、社員の知見を広げることに寄与したいと考えで取り組んでいるという。
 今回発行した社内報は、社員や取材先含めて230部程度。現状は、社外用としての扱いではなく、社内報の掲載に協力した関係者にのみ送付しているという。

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