協和/2500万本超を出荷/原液美容液の需要堅調(2021年9月23日号)

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年内に50万本「ヒト幹細胞培養エキス原液」

年内に50万本「ヒト幹細胞培養エキス原液」

 美容ブランド「フラコラ」を展開する化粧品通販の協和(本社東京都、堀内泰司社長)はこのほど、フラコラの「原液美容液」シリーズの出荷本数が累計2500万本を突破した。
 最も人気があるのは「ヒト幹細胞培養エキス原液」。年内に累計50万本の出荷を目指す。昨年1月に発売し、これまでに累計36万3000本を出荷している(9月14日現在)。
 協和は昨年3月、テレビCMによる販促をやめ、ウェブを中心としたプロモーションに切り替えた。「コロナ禍と当社のウェブ広告施策拡大時期が重なり、よりウェブサイトからの購入率増加に寄与したと考えている」(広報)と言う。
 受注は、ECや電話による通販が9割以上を占める。現在、申し込みは電話からが多いが、徐々にECにシフトしている。「楽天市場」や「アマゾン」といった販路の拡大もECの増収につながっている。
 協和は現在、月間50本以上のオンラインイベントを配信。「月間で1万人以上に利用いただいている。コミュニケーションの新しい形として今後も取り組みたい」(同)と語る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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