オイシックス・ラ・大地/国連食料サミットにコミット/畑のフードロス削減を推進(2021年9月23日号)

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 オイシックス・ラ・大地はこのほど、持続可能な食料システムへの変革を目指す「国連食料システムサミット」(Food Systems Summit)に賛同し、コミットメントを提出した。
 同社は、「サステナブルリテール」を掲げ、持続的な食料システムの中でも特に「食料消費の持続可能性」「環境に調和した農林水産業の推進」「質・量両面にわたる食料安全保障」の実現への貢献を目指している。サプライチェーン全体で食品廃棄物の削減や温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいる。
 具体的には、「川上(畑)」として、アップサイクル食品やふぞろいの青果品などを販促し、新たな価値を提案して畑のフードロス削減を推進。「川中(流通)」には、現在は約0.2%というロス率のゼロ化を目指す。「川下(家庭)」では、家庭での食材廃棄が約3分の1となる「Kit Oisix」の販売拡大を通じて、家庭でのフードロス削減を推進する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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