BeeCruise/韓国「クーパン」と連携/日本企業の韓国進出を支援(2021年7月8日号)

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 BEENOS(ビーノス)グループで越境EC支援のBeeCruise(ビークルーズ、本社東京都、直井聖太CEO)は7月1日、韓国の大手ECサイト「Coupang(クーパン)」を運営するクーパンと連携したと発表した。国内初の公式パートナーとして日本企業の韓国進出を支援する。
 BEENOSグループは、台湾・東南アジアの大手ECモール「Shopee(ショッピー)」、東南アジアの大手ECモール「Lazada(ラザダ)」などと連携している。今回、クーパンとの連携により、日本企業の「クーパン」出店を支援する。韓国向けのプロモーションはクーパンに出資するソフトバンクと連携し、支援する。
 クーパンへの出店サポートサービスでは、商品情報の翻訳、ページ作成、顧客対応、海外配送代行などを請け負う。進出企業は特別なオペレーションを追加することなく、簡単に「クーパン」内に旗艦店を開設し、運営できる。
 クーパンは韓国で急成長しているEC企業。21年3月、米国のニューヨーク証券取引所に上場している。今回の連携で日本企業の出品を促進し、流通総額の拡大を狙う。
 ビークルーズは7月29日、クーパンやソフトバンクと合同でセミナーをオンライン開催する。セミナーでは韓国向けの越境ECのノウハウや、クーパンでのビジネスについて解説する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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