〈ギフト通販・EC〉 今年の2桁増収目立つ/コロナ1年目に上乗せして成長

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今年の中元通販は前期比50%増収を目指す(リンベル)

 ギフト通販を手掛ける各社は現在、中元向け企画の売り上げに手応えを得ている。コロナ禍初年度となった昨年ほどの売り上げ伸長はないが、各社ともに前年実績を上回る成長を続けている。シャディのECは今年に入ってから、前年比約30%増で推移。ギフトECのベルヴィは同37%増となり、今年の「母の日」は前年比50%増に伸長したという。今年の売れ行きや、歳暮向けの販促構想などをまとめた。

■中元通販が活況

 各社では、足元で取り組んでいる中元向け通販・ECの企画が活況だ。シャディ(本社東京都、冨田範彦社長)は前年比10~20%増収で推移しているという。大和(本社長野県、山本友延社長)は同20%の増収になっている。リンベル(本社東京都、東海林秀典社長)と、自社サイトやECプラットフォームでギフトECを手掛けるベルヴィ(本社兵庫県、宮崎義則CEO兼COO)は同約30%増で推移しているという。
 シャディの冨田社長は今年の中元の手応えについて、「ECはもともと売り上げが伸びていることもあり、昨年に比べて増収になってはいる。コロナ禍の初めての年となった昨年が爆発的に伸びたので、今年はそこまでの爆発力はない」と話す。
 リンベルは、「売り上げ自体は昨年を大きく上回っているものの、コロナの影響にも波があり、想定ほどネットで集客ができていない」(リンベル・広報宣伝部)としている。
 昨年は、対面で会えない人にギフトを贈ったり、「巣ごもり消費」をはじめとした自家需要が活発になるなど、ギフト通販にとっては顧客の利用が大きく拡大した。今年は、商品ラインアップを充実させたり、顧客に向けたデジタルマーケティングを強化するなど、地道な施策が売り上げの積み上げにつながりそうだ。
 中元向け通販・EC企画の売り上げ目標について、リンベルは前年実績の50%増、シャディも同50%増、大和は同20%増としている。ベルヴィは同30%増で着地する見込みだ。これから中元向け企画の引き合いが本格化する見通しのギフトパッド(本社大阪府、園田幸央社長)は同100%増を目標としている。


■昨年に積み上げ増収へ

 各社のギフト通販は今年、売り上げ実績を昨年に上乗せする形で堅調に伸長している。

(続きは、「日本流通産業新聞」7月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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