リミックスポイント 〈住宅用蓄電池市場に参入〉/東西で分けて販路展開(2021年7月1日号)

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同社が販売する「ハイブリッド蓄電池「RACーO1HBシリーズ」

同社が販売する「ハイブリッド蓄電池「RACーO1HBシリーズ」

 エネルギー事業を展開する東証二部上場のリミックスポイントは7月にも住宅用蓄電池市場に本格参入する。すでに、西日本と東日本、それぞれ1社ずつ住設訪販会社と提携。会社名は現時点で非公開だが、今後、流通の拡大に向けて販売店との連携を強化していく。
 同社が販売する住宅用蓄電池は7月末をめどに流通を始める予定だ。
 同社は、省エネや電力売買、自動車関連、金融関連事業を手掛け、総売上高の5割を省エネや電力事業が占めている。電力事業の新電力を武器に、法人施設に電気料金削減や電力小売りの提案も実装し、多くの実績を残している。現在、大手小売店を中心に電気料金削減についての引き合いが多い状況だという。
 住宅用蓄電池市場への参入は、VPP(仮想発電所)やPPA(電力販売契約)、BCP(事業継続計画)といった展開を視野に入れていることが主な理由。
 蓄電池の販売においては、新電力と蓄電池のセット販売で進めていく予定。電池の容量は5.8キロワットと11.5キロワット、17.3キロワットの3種類を展開する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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