シルバーライフ/第3四半期、増収増益/FC加盟店、順調に増加(2021年7月1日号)

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 高齢者向け配食サービスを手掛けるシルバーライフの20年8月―21年4月期(第3四半期)は、フランチャイズ(FC)加盟店が前年同期よりも80店増えたことで、売上高は前年同期比15.1%増の74億400万円になった。
 セグメント別にみると、「FC加盟店」の売上高は同15.2%増の53億5800万円。FC数は、「まごころ弁当」が45店増、「配食のふれ愛」は35店増加し全914店になった。
 高齢者施設向けに食材を販売する「まごころ食材サービス」の売上高は、同1.2%増の8億9900万円。18年度に行った個食対応廃止による失注の影響が下げ止まりつつあることに加え、20年4月から販売を開始した、施設専用冷凍商材「こだわりシェフ」の業績への寄与が徐々に高まってきたことから増収した。
 直接販売の売上高は同28.1%増の11億4600万円だった。受注量が群馬工場の製造能力を超えないように、広告投入量の調整を継続して行い、一定規模の売り上げを確保した。
 OEM販売は、既存大口取引先の委託先分散化による影響は続いており、その他取引先の売り上げが増加しているものの、全体として売り上げは減少した。


■通期業績を上方修正

 シルバーライフは21年7月期通期業績を修正した。
 売上高は前回予想比4.3%増の99億4000万円、営業利益は同18.5%増の7億7000万円、経常利益は同16・9%増の9億円、純利益は同8.7%増の5億円とそれぞれ上方修正した。

(続きは、「日本流通産業新聞」7月1日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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