ディノス・セシール/10件の受注被害が判明/通販サイトに不正アクセス

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ディノス・セシール(本社東京都、石川順一社長)は7月16日、セシール事業の通販サイトに不正アクセスがあり、10件の不正受注被害が判明したと発表した。さらに、一部の顧客情報が改ざんされ、流出した可能性があるとしている。
 7月13日に不審な注文を発見。不正アクセスによる、不正受注被害が判明した。10件のうち配送の差し止めなどで実際の被害は3件となっており、顧客への被害は発生していない。不正受注3件による被害額は55万6972円。
 不正アクセス時に使われたIDおよびパスワードは、内部流出やサイト攻撃によって取得されたものではなく、第三者が外部で不正取得したと思われるものが利用された。特定のIPアドレスから合計151人の顧客情報にアクセスしたことを確認した。
 個人情報が改ざんされた顧客数は、不正受注被害の10人を含む14人。さらに個人情報が流出した可能性があるのは、セシール事業の24人となっている。

(続きは「日本流通産業新聞」7月23日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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