ふくや/家庭需要で通販強化/通販売上高は14%増(2021年6月10日号)

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「味の明太たれ」

「味の明太たれ」

 明太子の製造・販売を行う、ふくや(本社福岡県、川原武浩社長)は21年4月、明太子の漬込み液などを原料にした「味の明太たれ」を発売した。20年10月に発売した「味の明太粉」「明太醤」などに続き、明太子調味料の商品ラインアップを拡充していく考えだ。
 同社の21年3月期の通販売上高は、前年同期比14%増の62億7000万円だった。駅や空港、観光地の実店舗が、コロナ禍で大きく売り上げを落とす中、通販は好調だったという。
 「従来はお歳暮などの贈答需要が大きかったが、年々縮小傾向にある。今後は、日常的な需要を獲得していく必要がある」(担当者)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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