ベルーナ/運用コストを最適化/コールセンターシステム導入(2021年6月10日号)

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 ベルーナは6月8日、都築電気が提供するアバイアのコールセンターシステムを国内で初めて導入したと発表した。カスタマイズが可能なコールセンターシステムで、重量課金型ライセンスメニューとなる。コールセンター内オペレーターの同時ログイン数を毎時取得し、最大時のログイン数に応じて課金される仕組み。実電話機台数と実同時利用台数の間に乖離(かいり)が発生しづらいため、最適なコストで導入することが可能としている。
 導入したのはネットワーク機器メーカーのアバイアが提供するコールセンターシステム「Avaya OneCloud Custom(アバイア ワンクラウド カスタム)」。アウトソーシング事業者を除く、企業直営のコールセンターに対する導入は日本初となる。
 従来のコールセンターシステムは、オペレーターの稼働状況にかかわらず課金されていた。このため、繁閑差がある中で実利用座数と運用コストの間にギャップが生じていた。
 「アバイア ワンクラウド カスタム」の導入で、稼働量に応じた適正な運用コストを実現した。今後、外部環境の状況なども踏まえた柔軟に対応できるクラウド化を推進。コールセンターシステムを利用するオペレーターの、さらなる利便性の向上を目指していく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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