シニアライフクリエイト/協定に基づく、初の商品開発(2021年5月27日号)

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 「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」をフランチャイズ(FC)展開するシニアライフクリエイト(本社東京都、高橋洋社長)は、高知県土佐清水市と締結した「包括連携協定」に基づき、土佐清水食品と協同で、同市の特産物「そうだがつお」を使用した高齢者向け食材「そうだがつおの角煮」を開発した。
 「そうだがつお」は宗田節の原料に使われることが多く、通常の鰹節やサバ節に比べて血合いの部分が多いため、味が濃厚で色が付くのが特徴で、旨みとコクがある出汁が取れることで知られているという。「地産地消ではなく地産外商として、生産者は地元の食材が全国の高齢者の元へ、喫食する高齢者は食べることで地域の手助けになる食べることによる、社会参加を実感できるよう取り組んでいく」(広報)コメントしている。
 シニアライフクリエイトは20年11月に、産業の衰退や過疎化、高齢化率上昇という課題に対し、地域活性化、健康、環境、安全・安心、市政のPRなど5項目を土佐清水市と一緒に取り組む協定を締結している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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