「クリクラ」ブランドで宅配水事業を展開するナックのクリクラ事業の売上高は、前期比11.3%増の148億8100万円だった。コロナによる在宅需要の増加により、サーバー1台当たりのボトルの消費量が増加した。20年1月に水ボトルの価格改定を行ったことにより、直営部門・加盟店部門の両方で顧客単価が上昇したことが、増収の要因になったとしている。
クリクラ事業の営業利益は前期比57.9%増の16億2700万円だった。コロナの影響で、対面の商品提案が低迷する中、ウェブを通じた販促を強化したことや、顧客が新規顧客を紹介する仕組みを確立したことによって、解約率が低下し、大幅増益につながったとしている。
加盟店部門では、
(続きは、「日本流通産業新聞」5月27日号で)
ナック 21年3月期/「クリクラ」は11%増収/ボトル価格改定と在宅需要で(2021年5月27日号)
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