DINOS/回収古紙使い社内報/紙の価値と自然環境を伝える(2021年5月27日号)

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ディノスコーポレーションの社内報

ディノスコーポレーションの社内報

 DINOS CORPORATION(ディノスコーポレーション、本社東京都、石川順一社長)は5月20日、コピー用紙などの社内で回収した古紙を使い、社内報を発行すると発表した。同社内報の発行は、カタログ通販企業として、紙の価値と自然環境の二つの視点を従業員に伝えていく役割も担うとしている。
 社内の複数カ所に専用ボックスを設置して古紙回収を促す。さらに不要となった保存書類なども併せて、A4サイズの古紙を回収する。
 これら約1万3000枚から、セイコーエプソンの独自技術である乾式オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」を使って、A3サイズ3000枚を製紙。社内報用紙として使用する。
 今年創業50周年を迎えるディノスコーポレーションは、テレビ・ECとともにカタログなどの紙媒体を展開している。紙によって伝えていくことの価値を大切にする企業として、これまでの社内コミュニケーションでもウェブに加えて紙メディアを用いてきた。
 今年3月、セシール事業の譲渡によって社名変更・新体制のスタートを機に、社内古紙を再生した古紙パルプ配合率100%の自社再生紙を使用することで、紙媒体の価値に環境保全視点も加えた社内報としてリニューアルすることにした。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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