グンゼ 21年3月期/通期売上高11.9%減/アパレル事業はEC順調(2021年5月20日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 グンゼが5月14日に発表した21年3月期の通期連結業績によると、売上高は前期比11.9%減の1236億4900万円だった。アパレル事業はEC販路の商品訴求を強化した。「インナーウエア分野」「レッグウエア分野」ともに、ECの売り上げが拡大したブランドが多かった。百貨店向けの卸など既存販路の売れ行きは苦戦したという。
 「インナーウエア分野」の女性向けブランド「KIREILABO(キレイラボ)」は、EC売り上げが前期比5割増になった。今後、アパレル事業は伸長が加速しているECでさらなる拡販を図る。この他、「ウィズコロナ」に対応したデジタル営業改革を推進していく。
 通期の営業利益は同30.7%減の46億7300万円、経常利益は同25.8%減の50億9400万円だった。当期純利益は同51.1%減の21億4700万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ