〈ネットショッパー研究会 EC利用者アンケート調査〉 UX重視の利用者増加/割高でもEC利用する傾向も(2021年5月13日号)

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 公益財団法人流通経済研究所(事務局東京都、青山繁弘理事長)が主催するネットショッパー研究会が調査し発表した20年のアンケート結果によると、前年に比べて「安さ」を重視するEC利用者は減少し、「注文操作のわかりやすさ」を重視する人が増加したことが分かった。同研究会は、コロナ禍においてECの利便性が評価され、割高であっても利用する人が増えていると見ている。

 同研究会はECによる食品・日用品販売の現状を把握する目的で、全国約1万人のEC利用者を対象としたアンケートを毎年実施している。調査対象は、直近1カ月間でECを利用した人。
 20年も、各項目について「インターネットで買い物をする際に重視する」かどうかを聴取し、調査結果を分析したとしている=グラフ参照。
 棒グラフは、「食品」を購買する際に各項目を「重視する」と回答した人の割合で、折れ線グラフは、前年度の同設問とのギャップを示している。


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 回答者の割合がもっとも多かったのは

(続きは、「日本流通産業新聞」5月13日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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