シルバーライフ/中間期、16.1%増に/FC加盟店数が順調に増加

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 高齢者向け配食サービスを手掛けるシルバーライフの20年8月―21年1月期(中間期)売上高は、フランチャイズ(FC)加盟店が前年同期よりも63店増えたことで、前年同期比16.1%増の48億8800万円になった。
 セグメント別にみると、「FC加盟店」の売上高は同15.0%増の35億2600万円。FC数は、「まごころ弁当」が33店増、「配食のふれ愛」は30店増加し全897店になった。
 高齢者施設向けに食材を販売する「まごころ食材サービス」の売上高は、同0.7%増の6億100万円。「チルド食材」は施設向けの9割を占めた。冷凍品は、コロナ禍で営業活動に制限がある中で、緩やかに増えているという。
 直販事業は一定規模を確保した。OEMは、受注先の減少幅は縮小したことで、既存大口取引先からの受託量が安定したことから売上高は同38.6%増の7億6000万円だった。
 下期は、FC加盟店の販売は計画を上回る見通し。一方で、コロナ禍で施設向けの販売が計画を下回る見込みだという。
 4月には第2工場が稼働するほか、第1工場の冷凍設備も増強することで製造のキャパシティーを上げる計画だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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