サニックス／自家消費のモデルケース／自社工場で太陽光設置

　サニックスは、自家消費型の太陽光発電のモデルケースとして、自社工場に自家消費型の太陽光発電の導入を順次進めていく。２１年度中に８カ所への設置を予定している。
　太陽光発電を設置する背景には、環境負荷の低いエネルギーの普及を推進する企業としての認知を拡大させることにある。自社工場は、廃プラスチックの燃料化を行う施設など、全国１５カ所に展開している。工場の８箇所に実施する。施工は、自社で行い、導入する設備機器は、自社製の太陽光発電を使用する。設計も自社で行うという。
　太陽光発電を設置する８カ所の詳細は、合計出力で８２５．２キロワット。年間予想発電量は、合計７５万キロワットで、二酸化炭素の排出削減効果は、年間約３４４トンと試算。自家消費型の取り組みを進めることで、二酸化炭素の排出削減に寄与するだけでなく、得られたデータを、太陽光発電事業にも生かしていく。